パルマ王立歌劇場提携公演 二期会オペラ「リゴレット」に行って参りました。
この作品はヴィクトル ユゴー原作の戯曲「王は楽しむ」を作曲家ヴェルディがオペラ化したもので、人間の内面を音楽で表現した傑作
全3幕、この作品に重くのし掛かるテーマとなり、初めに名付けられたタイトルでもある「呪い」に相応しく、悲劇を予感させる前奏曲から始まります。
タクトを振るのは弱冠28歳 今、最も注目を集めている指揮者 アンドレア・バッティストーニさん
幕が上がると一転 イタリアオペラの伝統的な衣装と舞台装置が現れ、美しい旋律 華麗な技巧、絵画的背景に計算し尽くされた演出が客席を魅了します。
タイトルロールはミラノ在住の上江隼人さん
歌唱、演技力共に素晴らしく、終始圧倒的な存在感で「ヴェルディ バリトン」を聞かせて下さいました
ヴェルディが最も愛したと言われるオペラ「リゴレット」
若きマエストロが描き上げた最高の舞台 堪能致しました