ヴェルディ オペラの傑作 「ドン・カルロ」
観に行って参りました♪
東京文化会館大ホール、5階のバルコニー席迄ほぼ満席。
今回は、イタリア語5幕版。
フランス「フォンテンブロー」の森でスペイン王子カルロとフランス王女エリザベッタが出会う第一幕付きの上演でした。
悲劇的運命に翻弄される王子カルロ役をテノールの新鋭、山本耕平さんが好演。
冒頭のアリア「フォンテンブロー、広大で寂しい森」で二期会オペラ、タイトルロールデビューを華々しく飾りました
演出、キャスト共に豪華なお顔触れ。
そして目を奪われたのは、16世紀のスペインを忠実に再現した衣装の数々。
奥行きの有る舞台に立つキャストを照らす光の陰影が絶妙な効果を放ち、ヴェルディ オペラの醍醐味を存分に味わい、4時間近い公演も心地好い緊張感が途切れる事無く過ぎました。
絵画の様に美しい舞台を堪能し、これからの日本のオペラ界を担う「スター誕生」の瞬間にも立ち会え、充実のオペラ鑑賞でした