楽しみにしていた「貴婦人と一角獣」展を見に国立新美術館へ行って参りました。
フランスのクリュニー美術館所蔵、中世最高峰の工芸品。
鮮やかな赤を背景に貴婦人と一角獣が様々な仕草をとり、動物やミルフルール(千花文様)と呼ばれる花の絵柄を散りばめた6枚のタピスリー。
宗教画的な雰囲気を漂わせたこのタピスリーは羊毛と絹を使い一本一本手で織られており、一枚3m四方を超す大きさに圧倒されました
絵柄にどんなメッセージが込められているのか、まだ解き明かされていない部分も多く、想像力を膨らましファンタジーの世界に引き込まれます。
気が付くと10時オープンからたっぷり2時間経過、足も痛くなり退場しました。
500年以上も前に作られたとは思えない精巧な手織りの技と、このタピスリーに込められた意味、関わった人々の人生を想像し、心の栄養補給も満タンに。
リッツ・カールトンで美味しいランチを頂きお腹も満腹に!
また、気持ちも新に作品製作に取り組みます。